まだまだ寒い日が多いですけど、少しづつ春の気配を感じますね。
庭の草木の蕾も、ふっくらしてきましたよ。
さてさて本題です。
2月18日19日20日の3日間、特別なドーナツを販売します。
このドーナツが生まれたきっかけは、お酒の席での何気ない会話でした。
「(卵乳製品アレルギーの)うちの子もここのドーナツなら食べられるから嬉しいんだけど、子どもはミスタードーナツに憧れてるみたい」
流れてしまいそうなこの言葉が、ずっと私の中に残っていて
そして、他にも同じように思っている子ども達がいるのかもしれないなって思った時、おやつ屋としてできることがあるならやりたいと思いました。
テーマは
「卵なし乳製品なしでミスタードーナツみたいなのを作ろう!」です。
試作をしながら、ふと、お店にやってくる子ども達の事が浮かびました。
正直な所、お店に来てくれるお母さんやお父さん達はショーケースのドーナツを喜んでくれてるのがなんとなく伝わってくるんですけど、お子さん達の目はあまりキラキラしてないかも。
お店に緊張しているのかと、勝手にそう思っていたけど、ちょっとそれ違うのかも、と思い始めたのです。
実際に試作のドーナツを見て、うちの娘達の目の輝きがいつもと違う。
その様子をみながら
大人(親)が食べさせたいものと
子どもが食べたいものは
ずれがあるのかもしれない。
そう思うようになりました。
私は、体にいいかどうか、自分の体にあうかどうかが基準のほぼ最高位。その為、地味な見た目もしょうがないと思っている所があります。見た目より大事なのは中身って。
だけどそれは、私の価値観っていうか、これまで様々な経験を踏んできたから思うことであって、子どもはそうじゃないんですよ。
子どもの中には、「いい悪い」は存在してなくて、親や回りの大人が自分の価値観を刷り込んでいく。
そして「いいものと、悪いものがある」と思い込んでいく。
だけど、違うんですよ、きっと。
子どもって素直で正直。
食べたい!食べたくない!
いる!いらない!
の選択を、知識や回りの反応をみて決めるんじゃなくて、自分の直感(本能)で決める。
それでいいんだ。と思いました。
それがいいんだ。と思いました。
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うーん…
ドーナツのお知らせをしたくてブログを書き始めたのに、ちょっと話がそれてしまったような気がしています…
今回のこのドーナツを作ったのは
子ども達が喜んでくれならいいなぁという想いからです。
発色をよくする為に砂糖(粉糖)を今回使用します。
精製度の高い砂糖は刺激が強いのと、エネルギーになる時に体内のミネラル、特にカルシウムを奪う。
育ち盛りの、体を作っている大切な時期の子ども達に白砂糖を常用食にしていいものかどうか、、。
毎週このドーナツを作ることに抵抗がある。
との想いから今回だけの特別なドーナツとなりました。
混雑を避けるために販売日を3日間設けました。
お子さんはもちろん
大人の方にも
アレルギーがある人もない人も
このドーナツが
誰かのハッピーになれたら嬉しいです。
※米粉のドーナツは技量不足で満足のいくものが作れませんでした。
お待ちしております!