罪悪感の正体②





甘いものを食べる時
身体に悪そうなものを食べる時

なんで罪悪感が生まれるんでしょう


きっといろんな理由があるんでしょうけど
一つは、甘いものって身体に悪いというイメージがあるなと思ったんです。

前回のブログでのわたしじゃないですけど
やっぱり、お砂糖=体に悪いっていうイメージがある。

もちろん食べすぎて
限度を超えるとそれこそ病気になっちゃいますけど、これはお砂糖にだけ言えることではないと思います。

お砂糖を悪者にしてしまう理由としては
精製度の高いお砂糖は体の中でミネラルを奪うことがありからだと思います。
例えば甘いもの食べると虫歯になると言われるのがいい例で、あれは(精製された)お砂糖がカルシウムを奪うからなんです。
よって歯が弱くなり虫歯になるそうです。

あとは身体を冷やすと言われます。
これはお砂糖が陰性の食べ物だからです。

だけど、私なりに考えて、
糖分摂りすぎ=病気になる
この方程式を完成させる際、1番厄介なのは
あとは、果糖ブドウ糖液糖(ブドウ糖果糖液糖)だと思っています。
多くの加工品やジュース(100%のを除く)に多く使われています。

果糖ブドウ糖液糖の厄介だと思う部分は
本来糖類は、咀嚼することでゆっくり体内に入ってゆるやかに血糖値を上げていくんですけど
果糖ブドウ糖液糖はそこを飛ばして体に入っていくので
血糖値が急激に上がります。そして下がり方もゆるやかでないため、血糖値を再度上げるため甘いものが欲しくなる。
これの繰り返しが体への負担をどんどん大きくしていきます。
さらに酸味や辛みで消されて糖分を取っていることが本人にわかりづらいこともあります。

私はこの果糖ブドウ糖液糖が入っていないものを極力選ぶようにしているので、原材料を必ず見ますが、入っていないのを探す方が大変です。
糖分を気にされてる方には特に、加工品やジュースを購入する際に原材料表示をみるようにしてほしいなと思います。

とはいえ、一時的に体力が落ちているときなんかは、
この果糖ブドウ糖液糖がすばやく血糖値を上げて体力を回復させてくれたりもするので
時と場合によって必要なものでもあるんですけどね。



話がちょっとそれましたが
お砂糖には身体を緩める作用があります。
甘いもの食べた時に「あ~おいしい~」ってなる。しあわせを感じます。
あれは緩めてるんですよね。
緩めるというのは、実はとても大切なことです。 

なので、ストレスとかでしんどいーってなってるときに本能的に甘いものを食べたい!って思うのは、
ストレスという緊張から緩めるためなんですよね。
よく考えごとをする人や頭を使う仕事をしている人なんかも
糖は頭のエネルギーなので、甘いものが食べたくなります。

体に備わっている生命機能としては普通のことです。


なのに、なぜそこに罪悪感が生まれるのかというと
一つは上に書いたとおり
体に悪いことをしているという自分の概念。
もう一つは
緩むことを良くないことだと思ってるんじゃないかってことです。
緩む=しあわせになることを、ダメなことだと思ってるんじゃないかってことです。


まずは、
自分は疲れているのかもしれない。
頭を使っているからかな
ストレス溜めてないかな

と自分に聞いてみてあげてほしいです。

それで、
疲れてる、頭使ってる、ストレス溜めてる
などの返事が返ってきたら
食べたいと言っている通りに食べてほしいなと思います。

そこに罪悪感なんて感じる必要はこれっぽっちもなくて、
むしろサインを出してくれている自分自身を褒めてあげて欲しいです。

ここで罪悪感を感じてしまうと、また自分へのストレスがかかるため
甘いものがやめられないループからなかなか抜け出せなくなります。

こういう時、
食べたい!って頭に浮かんだものを食べるのが結構効果的です。
ここで、健康のためにとか考える必要はあまりないです。

食べたいものを食べたいだけ食べたら、大抵は気が済みます。

限度はありますので、
体はもういらないってなっているのに
まだ食べ続ける等はしないように
そこら辺は気をつけてもらえたらなと思います。



以上は体からのサインの時ですが
心からのサインの時は
上にも書いたように
緩む=幸せを感じる
このことに抵抗がある場合です。


しあわせになりたい思う人は多いと思いますが
それと同じように
しあわせになることが怖い、もしくは抵抗があるという人も実は多いんじゃないかと思います。

怖いというのは深層心理の部分で感じていることなので
あまり表立って自分の感情として出てくることがなく
ピンとこないかもしれませんが

そこに抵抗を感じていると
緩めてしあわせを感じようとすることに罪悪感を感じてしまう
ということです。


心のことはなかなか表面に見えてこないので気づかないし、周囲からも気づきにくいところがありますが、
もし、このことに引っかかりを感じたなら
関係しているかもしれません。

なんで自分はそう思うんだろう?
ってたくさん自分に質問をして
たくさん自分と会話してみてください。

するするする~と
その抵抗が外れてくれるかもしれませんよ◎