甘糀マフィンと糖の話し。



『お砂糖のかわりに、甘糀(糀の甘酒)で甘さをだす』がコンセプトで始まったマフィンですが、小豆を炊いたりジャムを作るのにお砂糖を使っていました。
だんだん、そのお砂糖の甘さが甘すぎると感じるようになり、少しづつお砂糖の量を減らしてきてたのですが、
一度すべてに砂糖を使わずにマフィンを作ってみようと想い始め、試行錯誤を重ね、
今回、砂糖なしのマフィンへと生まれ変わることになりました。

既存のものも、サイズが大きくなり
価格が変更となっています。





糖分は
エネルギーへと変わる
大切な栄養素ですが
とりすぎによる弊害や、
特に、精製度が高い砂糖の常食は
身体のミネラルを奪ってしまったり
中毒性を持っていたりと
身体を蝕む原因にもなりかねないのも事実です。

また、最近よく原材料表示で見かけるブドウ糖果糖液糖(又は果糖ブドウ糖液糖)
こちらは、糖度をつけるのにとても扱いやすいとのことですが、
人が咀嚼をすることでゆっくりと体内に吸収する糖よりも吸収が早い為、疲労時や病気時にはとても役に立つ糖です。
以前は素早い疲労回復のためスポーツドリンクに入っていました
それが現在は、ジュース類、調味料、加工品など様々なものに使われています。
使われるのには理由があると思うので
それはいいんですけど、
食するには、素早く吸収するということを知っておく必要があるかなと思っています。
吸収が早い、エネルギー化が早い事で疲労回復という良い面がある一方で
血糖値を急上昇させてしまうため、常食していると、血糖値の急な上昇と下降が身体の中で繰り返され、身体に負担をかけてしまう事になるからです。


上にも書いたように、
糖はエネルギーへと変わる
大切な栄養素ですが
とりすぎには注意が必要です。


そんな中で
お砂糖が入っていないおやつに特化してみるのもいいな〜
そうふと想い、改良を開始したのがはじまりです。




また
甘いものを食べることに抵抗がある
とか、
罪悪感を感じる
という話しを聞いたりします。


私の経験上
それは身体ではなく頭で(知識で)食べている場合が多いかなと感じます。

甘いものは良くない
砂糖は悪い

という
イメージ。
それが頭で(知識で)食べているということです。


四六時中 甘いものが食べたい!
となると
ちょっと考えものですが
(陽性体質な人は、バランスを取るために陰性の砂糖を欲します。特に子供。それでも限度がありますよね)

甘いものが食べたくなるのは
疲れてるとかストレスが溜まってるとか、何かに我慢してるとか、無理して頑張ってるとか
そこから生まれる身体の緊張をゆるめるためでもあるので、
食べたいと思ったのなら、
食べたい自分を止めずに、食べて欲しいと想います。
きちんと甘やかすことも大切なことです。

そして心に余裕ができたら、
甘いものを欲する理由について
ちょっと自分自身と向き合ってみるのもいいと思います。
原因がわかり、対応すれば、甘いものをさほど欲しがらなくなりますから。



また、良い悪いなどの判断はその時々で変化するものなので、
その時々で自分にとっての最適な選択をしてほしいなとも思います。



なんか、新しくなったマフィンのお知らせなのに
糖の話しから、違う話へだいぶとずれてしまいましたが
私自身
頭で考えて食べていた時代があり
疲れすぎて、キセツノネイロのおやつの甘さではもの足りなくて
市販の甘い菓子ばかりを食べていた時もあったりで、いろいろですが
今、自分たちの作ったマフィンが心からおいしいと思えることにしあわせを感じています。

みなさんにも
私たちの自信作をぜひ食べて欲しいと思います。



ではでは
このへんで。