キセツノネイロ 春分あたりまでに身体と心と家の中も掃除をしましょう

草木が芽吹く頃

私たちの身体もまた

内から外へとエネルギーを

押し出そうとする時です

内から外へ

陰から陽へと

変わるとき

不要なものは一掃する必要があるのです。

窓を開け放つのが気持ちよくなってきた今

家中の溜まっていた汚れを大掃除するのに最適なように

暖かくなってきて身体が緩んできた今がす身体も大掃除の時なのです。

身体で春を表すのは肝臓です。肝臓は体内の解毒機能なので、春が毒出しデトックス体内大掃除の季節といわれるのはもっともなのです。

だから不調が起こりやすい。

代表的なものでは花粉症や五月病があります。

これらは何らかが（人によって様々）溜まり過ぎているので出したいという身体と心からのサインなのです。

サインで教えてもらっていると知ると、身体や心に"ありがとう"なのですが、症状がつらくて感謝どころではないこともあるかもしれません。

生活に支障がでる場合は薬に頼るのも一つの方法ですが、できれば出したいというサインを無視しないでほしいのです。

薬で止めるなら、他で出せる場所を作ってあげる。

排毒に効果のある絹の下着や靴下を身につける。低体温の場合、出したくても出す力がない場合もあるので、身体を温めることも必要です。

解毒機能が弱い人は、農薬を使用したものや添加物などを沢山取っていると解毒が追いつきません。身体に入れる量も気をつける必要があります。

半身浴も足の裏から毒素が出やすいので時間がある時はおすすめです。

食べものでいうと、ふきのとうやよもぎ、春野菜のキャベツや菜の花などアブラナ科の野菜は肝を労り助けます。

食養生では自然な苦味を持つものが肝を助け

陰陽五行では肝が弱っていると酸味が欲しくなると教えています。

だけど欲するままに酸味を取っていると、相剋の関係で今度は胃腸を痛めるので、ほどほどにすることも大切です。

身体は本当によくできているので

良くなる為に容赦なく要らないものを出していこうとします。

良くなる為だとわかっていてもつらい時もあるのです。

なので、いかに無理なく、苦しむこともなく不要なものを体外に出していくかを実践したいものです。

デトックスのやり方は沢山あるので、自分に合うやり方を見つけて欲しいなと思います。

流れでいうと、春分あたりに流れが大きく変わりそうなので私的には春分あたりまでに身体も心も家の中などできる範囲での大掃除を済ませておくのがいいような気がしています。

心の大掃除は

自分の中のあたりまえにしていたことや価値観などに対して「なんでそう思った？ほんとにそう？別にそうじゃなくてもいいんじゃない？」自分の感情をふるいにかけるのもおすすめです。

「今までそれがあたりまえと思ってたけど、

案外そうでもないかも」

なんてふうに思うかもしれないし

「いやいや

これは譲れない」

って思うかもしれない。

そうやって自分が感じてることを

丁寧に扱ってみる

"自分がどう感じていて

どうしていきたいのか"

それを軸に

いるいらないの

選択をしていく

いろいろな事をきれいに一掃して

春分からを軽やなに過ごしていきたいなと思います。