感覚を研ぎ澄ます。
昨日は百万遍の日仏会館で開催されたル・マルシェでした。
京都マラソンと重なり、東大路通りも交通規制があったにも関わらずとても活気があって人で賑わっていましたよ。
昨日来られたお客様とのお話の中で、それってすごく大事なことだな、と思ったことがあったので今日はそれを書こうと思います。
その方はドライフルーツのデーツがおいしくてはまった時期があったそうです。
でも、急にもう食べなくなって「身体がもうデーツの栄養は十分だよっていってるようだった」とおっしゃっていました。
何かにものすごくはまって、急に興味がなくなるという話はよくあることです。
じゃあ、何が大切なの?ってことですが、
この方は身体の声を聞いて食べている。
ここが大切なんです。
自分の身体が欲しがったもの、そして、欲しがらなくなったもの
そのことに丁寧に向き合われているんだな。と思いました。
だって、
そんなこと、
素通りする人がほとんどだと思うから。
自分の身体の声を聞くためには、自分の感覚を研ぎ澄ますことが必要なんじゃないかと思います。
身体が食べたがっているものを感じとるアンテナを張って、それに従うことができるように。
「これが身体にいいから食べる」とか、「これは身体によくないから食べない」というのをよく聞きます。
確かに、身体にいいもの、あまりよくないものはあるんだけど、
「身体にいいから食べる、身体に悪いから食べない」と食べるものを選んでいるうちは身体じゃなくて頭で食べている。
わたしはそう思っています。
頭であれこれ考えず、食べたいものを食べる
これが一番です。
でも、まちがえないでほしいのは、
食べたいものだからといって、インスタントのものや、ファストフード・加工食品ばかりを求めてしまうのは、
身体の声をきくアンテナがうまく働かずに、感覚も鈍っています。
身体の声をしっかりと聞くこと
これが大切です。
自分がいつも食べているものを一度観察してみるのもいいと思いますし
キセツノネイロでも「トトノエおやつ」というおやつセットを作っています。
セットの中には、味噌やよもぎ、小豆や米糠など8種類の味が入っていて、どの味を好むかで自分の身体が欲しがっているものがわかり、その食材を食事に取り入れてることでココロとカラダをととのえることができるのではないか、そのきっかけとなれればと思い始めました。
最後、うまい具合にトトノエおやつのお知らせができたことに自分でも驚いていますが、
まずは、
感覚を研ぎ澄ますことです。
みんな本来はそうやっていたのに現代の社会に揉まれる中で鈍っているだけなんだと思います。
自然の味をたまには食べて感覚を取り戻してくださいね。
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