目的地までのいきかた

トトノエおやつに入るごまみそビスケットを焼きました。


どの点とどの点を結ぶんだったか
何度もやっているのに、どこだったかを忘れてしまう。
結ぶ点はあっていても、線がずれていて結局点と点が合わなくなったりもする。
毎回1割りほどは失敗してしまう


だけど今年になって初めて焼いたごまみそビスケットはとてもきれいにとても上手にできた。1割りの失敗もなし。




これは幸先がいい*




うまくできたのは、切り込みを入れる包丁の刃を長いものに変えたからなんだけど、変えたら遠くの点と結ぶ事ができて、無駄がなくなった。

今まではすぐ近くの点と点を結んでいて、その方が確実で失敗しないと思っていたんだけど、違ったみたい。

遠くの点と点を結んでみたら
その間にあるいくつかの点もいつのまにか
線となって繋がっていく

これに気づいてしまって
今までの自分の価値観がゴロンと転げたような気持ちになった


一歩一歩地道に進む
その方が着実で確実で
失敗も少ないはずで
だから
目の前の事を
ひとつひとつ大切にする


そのやり方がある一方で

目の前のことを踏まえた上でぐーんと飛び越えて目的地だけをみる
進んで進んで、振り返ってみたら全部が繋がってた、みたいなやり方もあるんだと知った。


もしかしたら、後者の方がこれからの時代にはしっくりくるやり方なのかもしれない。

目の前の事を大切にするのはもちろん大事だけど、
目先のことに囚われすぎて、目的地を見失うって事、結構起こり得るような気もするから。


まずは目的地をはっきりさせて
視点を広く
時に足元もみて
進んで行くのがいいみたい。


またひとつ勉強になりました。