京都岩倉は雪がちらつき寒い年明けでしたがみなさんのところはどうでしたか?
体調を崩さないよう暖かくしてお過ごしくださいね。
さて、タイトルにもあるように今年、4年越しの娘の願いが叶いました。
その願いとは、『スイッチであつまれどうぶつの森がしたい』というもので、4年ほど前からはスイッチが欲しい。2年ほど前からはあつ森がしたいと言い続けてきました。
だけど、わが家のスタンスは、ゲームはなくてもいいんじゃない?ゲームがない家があってもいいんじゃない?というものなので、聞く耳持たずで今までやってきたんですけど、どうしても諦めきれない娘は今年、今まであの手この手でなんとか買ってもらおうとがんばってきていたそれをやめて、お年玉で買う作戦に変更したようでした。
価格は知らないけどきっと一年分のお年玉で買える金額ではないはず。2年ががりでも欲しい気持ちがぶれないなら、もう、買ってもいいことにしようと相談して娘に伝えましたが、一つ誤算がありました。
欲しくて欲しくてもう我慢ならない娘は、スイッチとあつ森のカセットの価格をちゃんと調べていてお年玉では足りないことも知っていて、スイッチより価格の安いスイッチライトにすると言いだしたんです。
私はその時初めてスイッチライトの存在を知ったわけですけど、
娘の話を聞いているうちに、明らかに妥協してるな~、というのがわかる。
そしてそれを、さもこっちが欲しかったと自分を含め私たちに言い聞かせてる感じもある。
こうなると話がちょっと変わってくる。
欲しいものがあるのに妥協して違うものを買おうとする娘に、それは違うぞ?と話をしないといけなくなる。
欲しいものがあって、だけど高くて諦めて、妥協してそれと似たものを買ってしまうけど、あとあと心のどっかで『やっぱりあっちがよかったな、欲しかったのはあっちだったのに』っていうのが沸々とやってきて、結局買い直して余計にお金を使ってしまうことってある。
そして、こんなことなら最初から欲しいものを買えばよかったのに!ってなる。
《欲しいものがあるとき、価格で諦めるなら買いなさい。価格で買うことを決めるなら買うのをやめなさい》
という言葉があるんですけど
娘はまさに、価格で買うモノを決めている昔の私のように思えたので、何度か頃合いをみて「本当に欲しいと思うものを買いなさい」と伝えましたが、今すぐに欲しい気持ちが勝っていて聞く耳持たず、。
そこでちょっと質問をしてみたんです。
「スイッチが買えたらスイッチを買うの?
それともスイッチを買うお金があってもスイッチライトを買う?」
答えは「スイッチを買う」
ほら~やっぱりスイッチがほしいんやんー!
それならばと、インターネットで中古品を探してお年玉で買えそうな物を見たりするんですけど、そこはなぜか新品にこだわる娘。
「良く、よーく、考えて決めなさい」
私にできそうな事はやったし、後は本人に任せようと思って話を終わりにしたら
この話を横で一通り聞いていた夫が突然
「カンパしよか?」と。
これにはびっくりでした。
だけど娘はカンパの意味を知らないみたいで
「え?」「カンパ?」「カンパってなに?」
夫の突然の言葉で思いもしない流れに笑いがきてしまった私はカンパの意味がわからず戸惑っている娘に
「カンパしてもらい」と小声で伝え、
娘は訳もわからないまま
「カンパしてくれるん?」「カンパして欲しいです」と。
そして、交渉は成立。
そのあとにようやくカンパの意味を伝えると娘は飛び跳ねるほどの喜び。
そしてちゃんと「お父さん、ありがとう」と伝えていました。
そして翌日、電気屋さんに行って念願だったスイッチとゲームカセットを買ったわけなんですけど、
私としては、欲しいものがあるのにあきらめて、妥協してほしくなかったのでこれでよかったかなとは思っています。
まだまだ子どもだし、経験が必要だし、私と同じように失敗して失敗から学ぶ事を経験させる事ももちろんできたけど、親族からいただいたお金の使い方として私がそれはイヤだったので、まぁこれでよかったことにしようと、若干自己満足なような気もするけど、そう思いたいです。
ゲームに対する気持ちはというと、今までと変わっていませんが、娘の夫へ対する感謝の気持ちが今まで以上となったので、これはこれでよかったかな、とも思っています。
そして、夫の心変わりに一番びっくり。
やっぱり、父親は娘に甘い。
ということなんでしょうかね(笑)
なにはともあれ、ゲームをするときの約束事を決めたいと娘から提案してきて、
それを守ろうとしている様子は(まだ数日しか経ってないですけど)なにかしら、娘の中で影響を与えてくれていたらいいなぁと思います。